
どんな高効率なボイラでも、蒸気配管における問題で熱損失が生じれば、省エネ効果は期待
できません。そこで、蒸気・ドレン系統でよくみられる問題点と改善方法を紹介します。
蒸気配管を保温することは、放熱による凝縮水(ドレン)の発生を抑えることになり、蒸気のもつ
凝縮潜熱を多くユースポイントへ届けることができます。
しかし、よく見られるのが、保温材が外れていたり、保温をしていない箇所(
特にバルブ類
)があ
ります。
対策としては、バルブ類もふくめて、保温材を巻けるところは全て巻き、整備等で脱着が必要な
箇所では脱着可能な保温材に変更することをお勧めします。
弊社は、バルブ類に巻くことができる、脱着可能な保温材も取り扱っておりますので、ご検討の
際は、連絡をお待ちしております。