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冷却水処理 : 冷却水薬品の必要性

今回は、冷却水薬品の必要性と冷却水薬品の適用による省エネ効果について紹介いたします。

付着物によるエネルギーロスについて :

 伝熱面に付着物が付くことによるエネルギーロスは非常に大きいです。

 ・無機系付着物によるエネルギーロス
   硬度成分、シリカなどの塩類濃度の高い水質では、冷却水系の熱交換部にスケールが付着
   しやすく、エネルギーロスが生じます。それは、スケール成分が温度の上昇とともに溶解度が
   低下し、温度の高い伝熱部で集中的に析出・付着するからです。
    このスケールの熱伝導率は0.2〜0.6kcal/mh℃と、熱交材質の熱伝導率に比べ、非常に小さ
   いものです(銅材質の熱伝導率は320〜360kcal/mh℃)。
    このようにスケールの付着は熱交換器の効率を著しく低下させ、冷凍機の消費電力増大へ
   繋がります。

 ・有機系付着物(スライム)によるエネルギーロス
    スライムとは生物(藻類・微生物)の生成した粘性物質に土砂等が混ざり合って形成された
   軟泥粘着物質です。熱交換器や冷却塔の充填材等に沈殿・付着し、熱効率の低下及び、腐
   食を引き起こす原因になります。スライム付着による熱伝導率は、その含水率が90%以上に
   なるため、水の伝導率 0.5kcal/mh℃に近いものであり、無機系スケールの付着時とほぼ同
   程度の伝熱障害を引き起こします。

冷却水薬品の必要性・省エネについて :

  このように、冷却水系の効率的な運転のためには、障害を引き起こす阻害要因への対策(冷却
   水薬品の適用および水質管理)が重要であり、常に設備を清浄な状態に維持することにより現
  状の何倍もの省エネ・省コスト化と機器の延命が図れます。またCO 2 排出抑制にも貢献できま
  す。

 

組成

熱伝導率(kcal/mh℃)

スケール

シリカ系スケール

0.2〜0.4

炭酸カルシウム

0.4〜0.6

スライム

0.5〜0.6

金属

軟鋼

40〜60

320〜360

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